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見たい仏像があり、火曜日にはじめて伏見の醍醐寺へ。
平日の昼ということで、さほど人はいないだろうとの思惑があったのですが、とんでもない。
なんと2月23日は年に一度の行事である「五大力さん」だというではありませんか。
縁日の屋台がずらっと並び、大勢の参拝客が足を運んでいる。
とはいえ、仏像の安置されている霊宝館には人はほとんどおらず。聖俗と言うものの、これほどくっきり分かれるのもまたおもしろい。
霊宝館に入るや否や、おばさん二人が十二天曼荼羅の前で、「ネズミはどこ?」「サルは?」とああだこうだと言っている。十二天が動物に乗っているので、十二支と思い違っているらしい。いつまでも探していそうで少しうるさかったので、十二天は十二支ではないことを言ってあげてようやくおしゃべりがやむ。
仏像だけを安置した仏像館に、目当ての阿弥陀如来像が鎮座していました。平安期のあまり凹凸はないながらも威圧感のないどっしりした姿。
また、ここには非常にめずらしい如意輪観音像があります。左足が下に下ろされており、踏みしめる力強さが感じられる。
大日如来像も当然すばらしく、どれも平安期の優美さと、平安も後期なのでしょうか、鎌倉期を思わせる力強さとが融け合った妙なる美しさがあります。
境内では護摩法要も行われ、おそらくは不動明王である焔を見つめながら、修験者たちが般若心経を唱和しておりました。
どの修験者も腰に動物の皮を敷物を吊るしていますが、中央の修験者の敷く敷物は大きく生々しい。おそらく鹿でしょうか。1000年以上前からこうやってきたのでしょう。
2月はあまり忙しくはありませんが、これからお引越しの時期。
仏教関係はもちろん、大量の本の整理はご一報ください。